たとえば、全国統一小学生テスト。
- 偏差値60以下の子をまず見たことがない。(偏差値60以上って確か上位16%じゃなかったっけ?)
- 公文で3学年先取りは当たり前(うちの子の通ってる教室に張り出されてる一覧表にはそんな誰一人いないんだけど?)
- どこかのブログで小学一年時に3学年先取りできる(算国?)子は公文全体の5%程度らしい。
このようにボリュームゾーンを大きく逸脱した上位のお子さんが集まってるのがTwitterの中受アカウントらしい、というのはやってみてすぐにわかった。
Twitterは学力上位10%の人たちがボリュームゾーンな世界だとしても言い過ぎではないと思う。
まさに学力に関してはスーパーキッズ揃い。
詰まるところ遺伝の影響が大きいのだな、というのを否が応でも実感する。
この事実を受け止めてから全てを始めるべきだろうと思った。
うちのスタートライン
僕ら夫婦はまさにボリュームゾーン。
僕→高校、代ゼミ偏差値50程度
妻→ノー勉中受、偏差値43前後の中高一貫校。
僕・妻→地方私大。代ゼミ偏差値で当時55程度と記憶。
兄→当時代ゼミ偏差値59程度の地方私立大。(というか僕・妻・兄は同じ大学。と考えると年々下がってますね💧)
義きょうだい→中受あり。海外の大学へ進学。(正規留学?日本でいう慶応レベルらしい)
義父→中受→MARCH。
義母→海外出身のためわからず。
父→MARCH(一浪)
母→高卒。現在偏差値(ネットでパッと検索、何偏差値かは不明)61程度。
そんな凡人な僕でもああこ遺伝れは参考になると思った書籍は少なくとも二冊ある。
それは
「教育格差」と「日本人の9割が知らない遺伝の事実」
後者の著者はオタキングこと岡田斗司夫さんと対談していました。
本書を読んでなお勘違いしやすいポイントを解説し、オタキングが更に突っ込んで話を面白くしていくのでオススメです。
→https://www.youtube.com/watch?v=IEFeXWpgiaw&t=1126s
この2つは淡々とデータを元に考察が述べられているので中受を想定する上で(あるいは想定から外す上で)とても参考になる書籍だと思った。
今回は後者の本の話。
僕は、この言葉にハッとした。
18歳までにかけっこ(勉強)が苦手だから料理人やってるんだね。
専門学校行ってるんだね、バイトなんだね、と彼らをバカにする態度は僕の中に少なからずある感覚(自分自身を揶揄する意味も含め)だったからだ。
これは全くの間違いなのだとこの本を読んで改めて思った。
いや薄々感じていたことを言語化してくれたというべきか。
勉強が面白いと感じ始めたのは30歳を超えてから。
ぼーっと生きていた小学中学高校。
大学ですらそうだった。
いわゆる勉強というのが好きになってきたのは30を超えてから。
それは自分に子どもが出来てからさらに加速した。
じゃあ自分が幼少期のとき両親等が勉強の伴走をしてくれていたら何か変わっていたのか?と思うようになった。
いや、なんとなく思っているというより強烈にそう思っている。
あの時、もっと違ったらもっと違う学校に、人生になっていたのでは?(とはいえ後悔なんて全然ないんですけど)
その思いは、自分の子どもには自分の「if 」を投影して勉強の伴走をしているそもそも根本的な動機なんだと最近気づいた。
長期的に見れば遺伝の影響の方が大きい
でも次の言葉にそれも無駄なのかもしれないと思った。
それは
「長期的にみれば環境よりも遺伝の影響が大きい」ということ。
毎日コツコツ朝学習していることに意味はある。
のだとしても、それで伸ばされた学力自体は長期的にみれば遺伝の影響の方が大きいかもしれない。
だとしても、僕は今やっていることをやめることができない。
年を重ねるごとに勉強好きになっていくこの感覚、これが遺伝の影響なら尚更やめられない。
願わくば、自分の子たちができるだけ人生の早い段階でそこの域に達してくれれば幸いです。
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